ハーマン本社訪問記(4)総括編
ハーマンさんのお誘いで工場見学できたことは大きな収穫でした。
私の信頼する+do が何故に魅力的だったのか、製作段階での努力がちゃんと製品にみえていたのです。
と、同時に、+do だけではない選択肢をキチンと見なければいけないことも学びました。
コンロ(モノ・道具)は私たち人が使うものですから、その生活に応じて何通りにも分かれた使い勝手が必要になってきます。それを見据えた商品作り、しかも無駄なく作り上げる努力。これは私たちみんなにも当てはまることですよね。
ハーマンの工場で特に目立ったのは、ヒューマンミスを最小限で抑え、もし起こった時には最速でそのミスをカバー、そしてミスを再度起こさない努力。些細なことでもその都度フォーマットに詳細な経過を書かれたシートが壁に貼られ見える化を果たし注意し合う。これは徹底されていて驚きました。
ハーマンの社名=human(人)+hard(技術)+harmony(調和)を組み合わせたものだそうで、工場でもこの先ず人ありきの姿勢がとてもよくみえていてなるほどと頷けるものでした。
加えて、何度も言いますがここ大阪で発祥し、安い人件費や設備費を求めて地方や海外に流出することなく、大阪の本社工場で製品を100%作り上げる。これにはとてつもなく大変な決心(企業理念)と努力が要ることだと思われます。この姿勢のある限り信頼してついていこうと強く心に思うのでした。
以上、長々書き連ねましたが、読んでくださってありがとうございました。
今後もこのような機会があれば果敢に参加し、情報共有のためにこうしてご報告させていただきますね。(完)
株式会社ハーマンの住設営業部のみなさまにこうして考える機会をくださったことに感謝申し上げます。
予告
ルプキッチンが新宿伊勢丹とOZONEにて展示されます!詳細は決まり次第発表させていただきます。OZONEの展示内容はこちら、キッチンで展示させていただきます。
http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/128
■『REAL KITCHEN & INTERIOR』SEASON4
「関西マダムを魅了する独特のオーダーメイド」として紹介されています
これからキッチンをとお考えの方々にはバイブルとしてこのムック本のシリーズをお勧めします
ハーマン本社訪問記(3)見逃せない新商品の特徴!「マルチグリル」
ハーマン=+do の式が成り立っている私の頭。
オリジナル性を特化させラインにのせるのではなく、わざわざ人の手でだけで特注製作されている現場を目撃し、一層その図式を脳裏に焼き付けてしまったのですが、工場見学の後、オープンキッチンでの新商品によるデモンストレーションを拝見し、またまた目からウロコの大打撃!(笑)
そもそも「業界初」のオンパレードである自社製品に誇りを持ってチャレンジされていることにも「そうだったのかぁ!」の連続で、たとえば
1.点火式コンロの開発
2.両面焼きグリル付きコンロの開発
3.システムキッチン用ビルトインコンロの開発
4.後方排気式グリル付コンロの開発
5.無水両面焼きグリルの開発
などなど、コンロだけ取り上げても、今では当たり前に装備されているものたちがこの大阪から発信されていただなんてとても魅力的ですよね。
今回の新商品の特徴は「マルチグリル」
このマルチグリル搭載のコンロはかなり高価なものとなります。ざっと税込みで37万〜47万円くらいの設定。それが高いのか安いのか、これからのレポートで判断してくださいね(笑)。
まず「マルチグリル」ってなんぞや?
今までのグリルは、どこのメーカーさんでも最高温度(400度)で調理するグリルだったそうです。
それを温度管理で調理できるグリルがこの「マルチグリル」。
そう、もうお分かりですね!
お料理によって温度管理とタイマー管理で自動調理できるので、スイッチを入れるだけで火加減もしなくていいし、放っておけば美味しい料理ができちゃうのです。
秘密は同梱されている「プレートパン」と「蓋つきキャセロール」
そしてここが肝心!グリルの上方からの遠赤外線とセンサー付下火バーナ。
用意されている調理
「オート5メニュー」に「調理6モード」
もちろん天板の左右どちらのバーナーでも高火力からトロ火まで調節可能、高温ではガスならではの「あぶり高温炒めモード」それに「湯沸かし機能」では、沸騰したら自動消火のうえ保温機能付!
さぁ、この至れり尽くせりのハイブリッド調理コンロはいかに!
ということで、実際に調理してみせてくださったのをアップしてみます。
A 「唐揚げ」プレートパンで【ノンフライモード】
外はカリッカリ中はジューシー!
B「ペンネ」キャセロールで【調理モード 煮る】
乾麺を直接キャセロールにばら撒き、トマトソースとツナを乾麺に被さるように入れて23分。
出来上がれば、しっかり味がついて、ペンネもアルデンテ♪
C「焼きサバ」プレートパンで【焼くモード】
左は従来のグリル、右はマルチグリル
D「トースト」プレートパンで【トーストモード】
なんとなんと!焼きサバの終わったグリルに続けて投入。焼き上がったトーストは魚の臭いは全くせずに、パンを焼いた美味しい匂いだけ。外はカリッカリ中はサックリ。どんなトーストよりうまく焼けるのでは?
E「プリン」キャセロールで【蒸すモード】
本格プリン〜*\(^o^)/*
どれもこれも美味しくてこれらがボタンONだけで出来るだなんて!信じられな〜いッ!
でも、目の前で実際にボタンONだけで作ったものですから〜(笑)
忙しい主婦やお料理はまだまだという若い主婦、そしてつい物忘れが始まった私たちの年代でも安心して作れるコンロでありました。
つづく・・・
■『REAL KITCHEN & INTERIOR』SEASON4
「関西マダムを魅了する独特のオーダーメイド」として紹介されています
これからキッチンをとお考えの方々にはバイブルとしてこのムック本のシリーズをお勧めします
ハーマン本社訪問記(2)工場見学編
(2)工場見学編(工場内は撮影禁止ですので、画像が少ない章となりますが最後までお付き合いください)
流通している国産ガスコンロのおよそ30%〜40%シェアを誇るハーマン製品は、全てここ大阪の工場で作られています。ルプが2000年に発足してハーマン製品に注目したのも「大阪発」という魅力でした。
髪の毛を覆う不織布のカバーと黄色い帽子を被り、イヤホンガイドを首から下げた私たち見学者6名。工場に入りイヤホンガイドになるほどと!工場内は雑多な音が飛び交うので、説明を逃さず聞くにはやはり、イヤホンガイドが必要となるのでした。
敷地面積が甲子園と同じほどだというので、その半分を占める工場内はとんでもなく広いものでした。
モノとヒトがスムーズに動くように適度な間隔で何本ものラインが組まれ、その中を部品を補充するカートや空いたコンテナが整然と動いています。
床はピカピカに磨かれ、無人カートが行き交う様は鉄腕アトムの未来都市で不思議に思った感覚ととてもよく似ていました。
ラインではたくさんの人たちが自分の割り当てられた作業をリズム感を持って作業されています。
工場内は666人、私たちが見せていただいたひとつのラインには全部で3〜40人でしょうか。バラバラのパーツが一つ一つ組み立てられ、燃焼チェックもされて最後あたりでは、ちょうど、私たちが現場で梱包を開くのと全く反対の作業が見え、感動を覚えました。
人と機械が織りなす工程で間違いが起こらないようにパーツパーツでチェックするために「見える化」する工夫もあちこちでみられます。
ラインとは区切られた別のブースでは、ガラストッププレートの製作、パーツの供給所、外部からの入り口側ではステンレスや鉄のコイルが伸されて板にカットされ、金型でパーツに抜かれ組み立てに回されます。この下りは我が社の工場でも抜いたり折ったりしているのを見ていますのでなんか嬉しかったです。
そうそう!ラインで、係りの方に+do のラインはどこですか?と興味深く聞いていたら、工場を出る前にその方が案内くださった方に耳打ちされて連れて行って下さったところには!
「+do は特別でラインではなく完全な手作りなんですよ」
なんと!たった3人の熟練者がおられ、お一人が10行程、ラインの10人分を作業されている勘定になるのですって!
燃焼チェックもラインでは高性能精密機械がチェックしていましたが、+do は人の手でチェックされていました。
馴染みある+do が形になって行く様も興味深く見せていただきました。と、同時に、梱包を開けるときには、きっと、この3人の方たちのお顔が浮かんでくるなと確信したのでありました。
つづく・・・
■『REAL KITCHEN & INTERIOR』SEASON4
「関西マダムを魅了する独特のオーダーメイド」として紹介されています
これからキッチンをとお考えの方々にはバイブルとしてこのムック本のシリーズをお勧めします
ハーマン本社訪問記(1)訪問ガイダンス編
お打ち合わせの際にお客さまから聞かれてオススメしている日本製のガスコンロは、リンナイのドロップイン(4口と2口の2種類)か、ハーマンの+do(プラス ドウ)のどちらかをオススメしているのですが、きょうは、そのハーマンさんからのお誘いがあり、初めて工場見学へお伺いしてきました。
大阪は此花区の春日出南という安治川に沿ったかつては工場&倉庫地帯。昔は大阪ガスの丸い大きなガスタンクが並んでいたところです。
今で言えば、USJの手前の駅と言った方がわかりやすいかも。
安治川駅を降り、大きな踏切を渡る・・・こんなに大きな踏切を歩いて渡るのは久しぶり!なんか懐かしい匂いがする(笑)。
大きな工場や倉庫を右手にみて左に曲がるとお目当のハーマン本社の建物が正面に見えてくる。
そして安治川沿いの正面玄関から入ると右手に工場
左手に本社ビル
守衛さんの案内で本社ビルの二階に上がるとセミナー室
そこには、新製品の現物ラインナップ展示されていて
オープンキッチンも用意してあるという充実の設備。
ハーマンさんの遠隔や生産状況のお話などのガイダンスを受け
帽子とイヤホンガイドなどの工場見学グッズをお借りして
いざ!工場へ
つづく・・・
■『REAL KITCHEN & INTERIOR』SEASON4
「関西マダムを魅了する独特のオーダーメイド」として紹介されています
これからキッチンをとお考えの方々にはバイブルとしてこのムック本のシリーズをお勧めします
Miele(ミーレ)商品のご案内
梅雨に入りましたが、本格的な梅雨にはまだ時間がありそうですね。今日などはからりと気持ちよい一日でした。
そんな爽やかな日の朝一番、こちらの爽やかなショールームへお伺いしました。
ここは、阪神甲子園駅徒歩5分のミーレショップ神戸の株式会社ガイヤさんです。
食洗機にコンロ、ウォールオーブンなどなど目からウロコの最新の全機種が展示されています。最新式はタッチパネルで、まるでスマホを探るような簡単な操作でなんでもできちゃいます(笑)。
他にも掃除機や洗濯機、洗濯乾燥機などなど、ここに来ればミーレの家電全てを見ることができます。スタッフの方達も詳しく商品の案内をされますので、ぜひ、覗かれることをお勧めします。
ガイヤさんから帰った私たちは、先日から交換しようと思いながらもそのままになっていた「デルタ」の「タッチ水栓」を取り付けました。
ん?デカイ?!
でも、使い心地はいいですね。手が汚れている時なんかどこを触っても湯水が出てきて便利です!
実物をお確かめにルプ ショールームにお越しくださいね。お待ちしています。
■『REAL KITCHEN & INTERIOR』SEASON4
「関西マダムを魅了する独特のオーダーメイド」として紹介されています
これからキッチンをとお考えの方々にはバイブルとしてこのムック本のシリーズをお勧めします
タッチ水栓のご案内
アメリカ製混合水栓<DELTA>の販売会社さまがお越しになりました。オールステンレスということで、それなら Le pur へと来られたとのこと。デモ機を持ち込まれて詳しくご説明いただきました。今、私たちが普通に選んでいるレバー水栓をはじめて開発採用されたのも<DELTA>さんなのですって!それは知りませんでした。
■『REAL KITCHEN & INTERIOR』SEASON4
「関西マダムを魅了する独特のオーダーメイド」として紹介されています
これからキッチンをとお考えの方々にはバイブルとしてこのムック本のシリーズをお勧めします
マクロビオティック 料理教室 カフェ プラーナとルプの木のキッチン!
ルプショールームで開催しているイベント【キッチンは私のgallery】シリーズのマクロビオティック料理教室をお願いしている カフェプラーナの池田あゆみ先生が
「発酵美食カフェ プラーナ」を始められて丸一年を数えました。
このカフェの相談をいただいたのが2014年のルプの料理教室の時。
あゆみ先生はずっと新月キッチンの「月ちゃん」をとても気に入ってくださっていてぜひこれを使いたいとラブコール♪
おまけに、その店舗の改装までご依頼いただいて、
内装やテーブルなどもルプオリジナルの「新月の木」でつくらせていただきました。
杉の木をキッチンに使ったらどうなるのか・・・しかも店舗で!
大丈夫だと信じて作ってはいたものの私が実際に使って検証したりはしていなくて(幾度か納品したお客さまからは喜んでいただいてはいたのですよ(笑))・・・不安を抱えながらも先生の「ステキ!」を信じてお使いいただく運びとなり、出来上がったのが2015年2月のことでした。
そして今年2016年1月にあらためてお使いのキッチンをみせていただくとあれだけガンガン!(笑)お使いになっておられるにもかかわらず、ビクともしていずにほッ!(*^ ^*)
これで自信を持ってもっと積極的にお客さまにお勧めできると想いをあらたにしていると・・・
な、なんと!
キッチンジャーナリスト本間美紀さんがファンが「フアンが生まれるクチュールキッチン」としてルプの木のキッチンを採りあげてくださったのです!
さて、キッチンに Le pur(ルプ)をお考えのみなさま!
ステンレスだけではなく、ルプの木のキッチンもどうぞ選択肢のひとつにお考えくださいね♪今まで木のキッチンを消極的にお勧めしていましたが、これからは木のキッチンも自信をもってお勧めしたいと思っています♪
■『REAL KITCHEN & INTERIOR』SEASON4
「関西マダムを魅了する独特のオーダーメイド」として紹介されています