ハーマン本社訪問記(3)見逃せない新商品の特徴!「マルチグリル」

ハーマン=+do の式が成り立っている私の頭。
オリジナル性を特化させラインにのせるのではなく、わざわざ人の手でだけで特注製作されている現場を目撃し、一層その図式を脳裏に焼き付けてしまったのですが、工場見学の後、オープンキッチンでの新商品によるデモンストレーションを拝見し、またまた目からウロコの大打撃!(笑)

そもそも「業界初」のオンパレードである自社製品に誇りを持ってチャレンジされていることにも「そうだったのかぁ!」の連続で、たとえば
1.点火式コンロの開発
2.両面焼きグリル付きコンロの開発
3.システムキッチン用ビルトインコンロの開発
4.後方排気式グリル付コンロの開発
5.無水両面焼きグリルの開発
などなど、コンロだけ取り上げても、今では当たり前に装備されているものたちがこの大阪から発信されていただなんてとても魅力的ですよね。

今回の新商品の特徴は「マルチグリル」
このマルチグリル搭載のコンロはかなり高価なものとなります。ざっと税込みで37万〜47万円くらいの設定。それが高いのか安いのか、これからのレポートで判断してくださいね(笑)。

まず「マルチグリル」ってなんぞや?

今までのグリルは、どこのメーカーさんでも最高温度(400度)で調理するグリルだったそうです。
それを温度管理で調理できるグリルがこの「マルチグリル」。
そう、もうお分かりですね!
お料理によって温度管理とタイマー管理で自動調理できるので、スイッチを入れるだけで火加減もしなくていいし、放っておけば美味しい料理ができちゃうのです。

秘密は同梱されている「プレートパン」と「蓋つきキャセロール」

そしてここが肝心!グリルの上方からの遠赤外線とセンサー付下火バーナ。

用意されている調理
「オート5メニュー」に「調理6モード」

もちろん天板の左右どちらのバーナーでも高火力からトロ火まで調節可能、高温ではガスならではの「あぶり高温炒めモード」それに「湯沸かし機能」では、沸騰したら自動消火のうえ保温機能付!

さぁ、この至れり尽くせりのハイブリッド調理コンロはいかに!

ということで、実際に調理してみせてくださったのをアップしてみます。
A 「唐揚げ」プレートパンで【ノンフライモード】


外はカリッカリ中はジューシー!

B「ペンネ」キャセロールで【調理モード 煮る】


乾麺を直接キャセロールにばら撒き、トマトソースとツナを乾麺に被さるように入れて23分。
出来上がれば、しっかり味がついて、ペンネもアルデンテ♪

C「焼きサバ」プレートパンで【焼くモード】


左は従来のグリル、右はマルチグリル

D「トースト」プレートパンで【トーストモード】


なんとなんと!焼きサバの終わったグリルに続けて投入。焼き上がったトーストは魚の臭いは全くせずに、パンを焼いた美味しい匂いだけ。外はカリッカリ中はサックリ。どんなトーストよりうまく焼けるのでは?

E「プリン」キャセロールで【蒸すモード】


本格プリン〜*\(^o^)/*

どれもこれも美味しくてこれらがボタンONだけで出来るだなんて!信じられな〜いッ!
でも、目の前で実際にボタンONだけで作ったものですから〜(笑)

忙しい主婦やお料理はまだまだという若い主婦、そしてつい物忘れが始まった私たちの年代でも安心して作れるコンロでありました。

つづく・・・



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